地球温暖化について想う事 Episode2
足利・佐野・太田・桐生でこだわりの
注文住宅を建てるならエヌズプランニング
こんにちは。
福地です。
先日、菅総理が国会での所信表明演説で
2050年までに温室効果ガス排出量を
実質ゼロとする目標を宣言しました。
「脱炭素」に向けて
経団連もCO2排出実質ゼロを目指す
「チャレンジ・ゼロ」構想を提唱し
銀行も石炭火力発電所向けの融資残高を
ゼロにする目標を掲げました。
発電に化石燃料を使わず
再生可能エネルギーを利用していくことが
重要です。
建築業界でも、これまで以上に
脱炭素へ向けて住宅の性能向上に
取り組んでいかなければなりません。
見えない部分のコストをどんどん落とし
一つの建物に、エアコン3~4台を
フル回転しないと冬や夏を室内で
過ごせないような断熱性能の悪い住宅を
減らしていくべきだと個人的に思います。
そもそも化石燃料には限りがあります。
今のまま世界の国々が使い続けていけば
原油は約50年
石炭 約110年
天然ガス 約50年
ウランは約100年で無くなってしまいます。
特に日本はエネルギー自給率が約10%で
原油に至っては8割をサウジアラビアや
UAE、カタールなどの中東から輸入を
しています。
他国からエネルギーを得られなければ
どうにもならない「エネルギー赤ちゃん」です。
中東の国々が「もう売らない!」となったり
今でも高い原油価格がどんどん高騰したら
どうするのかと思います。
一次エネルギー構成で現状10%程度しかない
再生可能エネルギーの比率をもっと上げて
行くことが急務になります。
ちなみにドイツは現状でも全体の40%程度の
再生可能エネルギーを使用しています。
ドイツは住宅の省エネ性能の分野でも
見習うべき所が沢山あります。
いまだに断熱性能の悪いローコスト住宅や
建売住宅が沢山売れる日本の
はるか先を進んでいます。
次回はそんなドイツの住宅事情を
お話したいと思います!
Episode3へ続く