日本にあるライト建築
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こんにちは。ホームアドバイザーの山田です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
ご長寿番組「世界ふしぎ発見」の
先日の放送回が、なんとライト建築でした。
アメリカの有名建築家
「フランク・ロイド・ライト」は
「コルビュジエ」「ミース」と並ぶ
近代建築の3大巨匠のひとり。
日本でも活躍し、ライトの建築物を
国内でも見ることができます。
「ライト館」とも呼ばれ
愛知県犬山市にある明治村に
移築された旧帝国ホテルを
10年程前に見に行きました。
正面玄関の一部を移築したものなのですが
左右対称に作られた外観は
ため息の出るような美しさでした。
ライト館の左右対称の美しさは
シカゴ万博で見た平等院鳳凰堂を
モチーフにしたそうです。
浮世絵の収集もしていたライトは
アメリカで日本に触れていた訳ですね。
焼き物で有名な愛知県常滑市のレンガと
栃木県宇都宮市にある大谷石を内外装に用いています。
ライトは大谷石を多用していたのが特徴のようです。
写真は宇都宮市にある「大谷石地下採掘場跡」
地震の多い日本に考慮し設計されたライト館は
開業当日に関東大震災に見舞われたが
大きな損傷なく、震災を耐えたホテルとして
世界で有名になったそう。
こんな歴史的偶然があるのですね。
しかしライトの完璧主義が
当初の建築予算をかなり
オーバーしてしまったそう。
その後、ライトが設計した
「自由学園明日館」には
ライト館の建築で余った
大谷石を使ったそうです。
都内にある明日館も見学ができるので
是非、ライト建築に触れてみたいと思いました。
幾何学模様がオリエンタルな
雰囲気を醸し出している
個性的なライトらしいモダニズム建築
日本で見られるなんて凄いことですね。